リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営している国内最大規模の転職サイトです。実際に転職した8割の人が利用しており、求人検索以外にも、転職やビジネスに関するノウハウやニュース、コラムなども提供されています。
【リクナビNEXTのさまざまな特色】
転職サイトはさまざまなものがありますが、転職が決定した際、全体の約46%がリクナビNEXTを利用していて、転職決定数は1位を誇っています。
これは、転職希望者のほぼ半数がリクナビNEXTを利用して転職を成功させていることになります。
このように、リクナビNEXTは転職に特化した求人情報サイトです。
また、自分の希望にマッチした仕事を見つけるには求人数の多さがカギとなってきますが、リクナビNEXTではあらゆる業種・職種の新着求人が毎週1,000件以上更新されています。
さらに、掲載される求人のうち、およそ87%はリクナビNEXTの独占案件となっています。
転職サイトにありがちなのは複数のサイトで同じ求人が掲載されていることですが、リクナビNEXTなら他のサイトですでに応募済みだった求人を重複してチェックしてしまうといったロスは極めて少なくなります。
そして、近年の転職活動におけるトレンドとなっている、転職エージェントとの併用によって転職活動を進めることもできます。
このほか、リクナビNEXTではリクナビNEXTジャーナルというニュース・コラムサイトが運営されています。
ここでは、キャリアの構築やスキルアップに役立つコンテンツが多数配信されているので、転職を迷っていたり、転職活動に行き詰った際には、思わぬヒントが見つかるかもしれません。
【リクナビNEXTの3つのポイント】
このような特徴を踏まえて、リクナビNEXTをオススメできるポイントには、以下のようなことが挙げられます。
・豊富な求人数と業種・職種の幅広さ
リクナビNEXTの特徴のひとつでもある豊富な求人数ですが、多いのは件数ばかりではありません。
リクナビNEXTでは、求人数の多さもさることながら、業種や職種、さらには幅広い地域を網羅したうえで、毎週1,000件もの求人が更新されています。
これにより、より細かな希望にマッチした求人情報を得ることができます。
・エージェントサービスとの併用が可能
エージェントサービスは主に非公開の求人を紹介してくれるだけではなく、企業への応募から内定までをプロがサポートしてくれるサービスのことで、転職の際には転職エージェントといわれます。
リクナビNEXTでは、株式会社リクルートキャリアが提供するリクルートエージェントとの併用が可能です。
これにより、膨大な求人情報の中からニーズやキャリアにマッチした転職先を探し出すサポートを受けられるほか、転職エージェントはリクルートエージェントだけでなく、提携している他のエージェントも利用できるので、情報収集の幅は格段に広がるといえます。
・スカウト機能の活用
通常、転職サイトでは求人情報を検索し、応募するのが基本的なスタイルです。これに対してスカウト機能は、スカウトレジュメに職歴やスキル、自己PR、希望条件といったものを登録しておくことで、スカウトのオファーが届くものです。
スカウトには応募すると書類選考が行われる公開求人のオープンオファーと、職歴やスキルなどが企業の条件に合致している場合に送られてくる非公開求人のプライベートオファーがあります。
またこのほかに企業側が転職者に対して興味を持っている意思を伝える興味通知オファーもあります。
スカウトは企業から複数の求職者に送られていることがほとんどですが、アプローチがあるということは、通常の求人に応募するよりも選考を通過する可能性が高くなるといえます。
【リクナビNEXTはこんな人にオススメ】
出典:http://reversaldice.com/technic/suit.html
転職サイトによっては特定の業種に特化していたり、年齢層を限定しているサイトもありますが、リクナビNEXTはあらゆる業種や職種を網羅していることから、20代、30代の若手から、中高年、男女問わずにオススメすることができます。
その中でも特に転職の軸が定まっている人や、挑戦意欲のある人にはオススメです。
リクルートエージェントとの併用も可能ですが、すでに転職を経験したことがあったり、将来の方向性がしっかりと固まっている人にとっては、自分のペースで転職活動を進められるため、エージェントの力を借りない活動も可能です。
また、未経験歓迎の求人や、書類選考がなく、面接が確約されている求人が数多く掲載されているので、
「未経験でも憧れの業界で働いてみたい」
「これまで非正規雇用だったけれど正規雇用で働きたい」
など、明確な挑戦意欲を持っている人には、リクナビNEXTは最適の転職サイトといえます。
このほか、最近ではドライバー、介護職、サービス業といった、人手不足の著しい業種・職種は求人が多く、応募しやすい状況となっています。
【ブラック企業の通報フォーム:リクナビNEXTホットライン】
リクナビNEXTの求人情報の特色は、求人数が多いばかりでなく、誰もが知っているような有名企業が多数掲載されていることです。あわせて、世界中に拠点を持つ外資系企業の求人も少なくありません。
また、近年ブラック企業の問題が顕在化し、求人においても架空の魅力的な求人内容で転職者を引き付けようとする企業も見かけられます。
リクナビNEXTではこのような企業の掲載内容が実態と異なっていた場合に対応するために、「リクナビNEXTホットライン」という専用の問い合わせフォームも設けられています。
【リクナビNEXTをより効果的に活用する】
転職活動において、書類選考を通過する確率はおよそ20%といわれ、最初の難関となっています。
リクナビNEXTの上手な使い方のひとつは、登録すると自分の目安の目標応募数や、サイトの活用度、求職者の強みを判定するグッドポイント診断など各種のツールを最大限に活用して、大量の応募の中から自分が人事担当者の目にとまるような工夫をすることです。
これが、転職活動を成功させる最初の一歩である、書類選考の通過につながります。
また、リクナビNEXTを利用してもなかなかよい結果が得られないという人の中に、とりあえずエントリーしてから後日職務経歴書と履歴書を企業に送付すればよいと考え、サイト内に記載している履歴書をはじめとしたプロフィールの内容が不十分が場合がよく見られます。
しかし、企業の採用担当者は大量の応募を効率的に先行するために、エントリーの時点で選考を始めています。このため、プロフィールの記載事項はできる限り詳細に埋めておくようにしましょう。
【リクナビNEXTの実際の利用者の声】
ところで、リクナビNEXTの世間の評判はどんなものでしょう。まずいえるのは、実数が示しているように、利用者の多くは求人数が圧倒的に多いので、企業の比較検討ができたと感じていることです。
また、さまざまなツールが用意されているので、利便性が高く、サービスの使い勝手もよいという声も多く聞かれます。
特にスカウト機能では、転職活動の成功の近道になるばかりでなく、自分自身の市場での価値や求められるスキルの把握に役立ったという人もいます。
しかしながら、特になかなか転職が決まらない場合には利用者も多いことから、エントリーの倍率が高いと感じることもあるようです。
このように、リクナビNEXTは求人数の多さと各種ツールや機能が充実していて、利用者もそれを実感しているといえます。
リクナビNEXTのツイッター口コミ
また、目指す業界や職種が定まっている人はスマートで効率的な転職活動が可能で、そうでない人は転職エージェントを活用するといった、個々の活動に柔軟に対応できるサイトとなっています。
そして、企業側は利用者とは異なり、有料で求人を掲載しています。これはコストをかけてでも有能な人材を確保したいという姿勢のあらわれであり、それだけに求人の内容も良質なものが揃っているという側面もあります。
このため、転職を検討する際にはぜひ登録しておきたいサイトのひとつといえます。
>>リクナビNEXTの公式ページ
ライタープロフィール 野田進治
現在、さまざまな転職サイトを中心にライティングをさせていただいております。自身も転職エージェント5年勤めた経験を活かした転職に役立つ情報を心がけて執事。