転職での履歴書の書き方のポイント

新卒時とは異なる履歴書の書き方をチェック

履歴書 書き方

新卒時だけでなく、転職においても履歴書は採用選考にもっとも重要視される書類です。

転職時で履歴書に記入する内容は、新卒時とは一部異なります。

どんな点が違うのか、どんな点に気をつけるべきか、ということを考えながら、相手企業に好感をもってもらえるような履歴書を作成しましょう。

基本情報

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基本情報の記入方法は、新卒時の履歴書と同じです。

日付

年月日は記入した日ではなく、提出する当日の年月日を記入しましょう。

前もって記入しておく場合、年月日は空欄にしておき、提出日が確定したときに日付を埋めるのが良いでしょう。

氏名、生年月日、性別、住所、連絡先

この欄の記入について、それほど悩む点はないでしょう。

住所は都道府県から省略せずに書く、電話番号は携帯電話でも良いので連絡がつきやすい番号を書く、読みやすい字を心がける、との基本的なマナーに気をつければ問題ありません。

証明写真

転職時の履歴書の基本情報欄で、一番悩むのは証明写真でしょう。

証明写真は撮影から3ヶ月以内のものを使うことになっています。

第二新卒など新卒時からそれほど時間が経っていない方は、新卒時の証明写真を使い回したいと思うかもしれませんが、それは好ましくありません。

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証明写真は、その都度新しく撮影し直すようにしましょう。

在職中であまり時間が取れない場合など、スピード写真も利用したくなるかもしれませんが、仕上がりの良さでは写真館での撮影がおすすめです。

撮影時の服装については、男性はダークスーツでネクタイを締め、きちんとした身だしなみで撮影しましょう。髪を清潔感あるスタイルに整えることも忘れないでください。

女性もスーツが好ましいですが、インナーに白い襟付きシャツを着る必要はありません。

フリルなどの装飾が多いブラウスは好ましくありませんが、それほど華美でないブラウスなら問題ないでしょう。

アクセサリーは派手でなければ問題ありませんが、できれば外しておいた方が無難です。

経歴

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学歴

学歴・職歴の欄の1行目には学歴、と書き、次の行から学歴の内容を書いていきます。

義務教育について書く必要はなく、高等学校、高等専門学校や専門学校の入学年から記入を始めます。

高校、と省略するのではなく、高等学校、と書くようにしましょう。また、普通科以外の場合は学部、学科、コース名も正式名称を記入しましょう。

短期大学、大学や大学院についても学部、学科の正式名称を記入しましょう。

職歴

学歴を書き終えたら、次に職歴の内容を書いていきます。

職歴の詳細な内容については別途職務経歴書を作成しますので、履歴書に記入するのは入社日と退社日だけで問題ありません。

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会社名や部署名は省略せずに、正式名称を記入します。

途中で会社名が変わった場合は「株式会社○○(現 株式会社△△)」といった表記を行います。

注意すべきなのは、全ての会社の職歴を記載するということです。

転職回数が多い場合、在籍年数が短い会社は省略してもいいのでないかと考えがちですが、それは経歴詐称と取られることがあり好ましくありません。

スペースに余裕があれば、会社名だけでなく担当内容や退社理由を記入しても良いのですが、スペースに余裕がなければ入社と退社の日付だけは全職歴とも記入するようにしましょう。

免許・資格

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免許・資格欄は原則として、企業にアピールできるものを記入します。

例えば英語を使う仕事でTOEICの高得点はアピールポイントになりますし、営業職では自動車の運転免許が必須の場合が多いです。

免許・資格を記入する上で気をつける必要があるのは、その資格を業務で役立てられるかという点です。

別の職種で役立ちそうな資格しか持っていない候補者に対しては、本当にこの職種に適性があるのか、別の職種を受けた方がいいのではないかと疑われる可能性があります。

全ての免許・資格を記入するのではなく、企業がどう受け取るかを考えて取捨選択するようにしましょう。

志望動機

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履歴書の志望動機欄は小さいため、企業に対する思いを全て語ることはできません。

企業に伝えたい要点は何かということを意識し、わかりやすく簡潔に記入しましょう。

その企業を選択した理由、そしてその職種を選んだ理由、更に企業・職種で自分がどう活躍できるかという3点を意識して記入すると納得感のある志望動機になります。

自己PR

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自己PRは志望動機欄の、自分がどう活躍できるかという点とつながります。

自分にどういう能力や特徴があるのかを伝えることで、企業はあなたがその職種で活躍する様子を想像しやすくなります。

趣味・特技

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趣味・特技は直接には採用選考に関わらないかもしれませんが、企業があなたの人間性を知る手がかりになります。

あなたの能力だけでなく、緒に働いて楽しい人かなどを判断しますので、会話が膨らむような趣味・特技を記入すると良いでしょう。

本人希望欄

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個別の希望がある場合には記入しましょう。

特にない場合には「貴社規定に従います」などと記入しておきます。

成功する転職活動をしよう!

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以上、転職時の履歴書の記入方法についてご紹介しました。

少しでも履歴書の書き方についてイメージがつかめたでしょうか?職歴以外は新卒時とほぼ同じですが、履歴書を書くのはいつでも緊張しますよね。

この記事が参考になって、皆さんの転職活動が成功することを願っています!


ライター名 :杉田
プロフィール:小規模IT系企業の総務・経理を担当。最新のIT情勢から、これからの企業のあり方、インターネットと社会との関わりかたを俯瞰して見据える。